ちょっと前の仙台 写真集:昭和の仙台 いつか見た街

 今年(2023年)の6月にヤフオク!で落札した(金額:550円)。
 発行は2002年9月20日。その<ちょっと前>ならば「仙台なつかし写真展」と違って、自分が住んでいた1967年/昭和42年4月〜1973年/昭和48年3月までの写真が何枚かあるだろうと期待した。しかし、結果はゼロ。全て昭和40年以前である。しかし、昭和39年、40年くらいの写真であるならば、私が見た風景や建物と違わないと思って、以下にそれらを選んでみた。

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仙台駅:1949年完成の4代目の駅舎。5代目(仮駅舎)への移転が1972年なので、私がいつも見ていた駅舎である
丸光:駅前にあった百貨店。倒産した後、さくらの百貨店になっていた。直近仙台を訪れたのが2019年なので、その後のことは不明
十字屋:駅前にあった百貨店。ウィキペディアによれば、ダイエーに合併され、その後2005年に閉店したらしい
仙台東映:一番丁広瀬通りの角にあった。学生時代はいろいろな映画を見たが、この映画館で何を見たかは覚えていない
藤崎:誰もが知っている仙台の老舗百貨店。この写真は青葉通りに面した入り口
レジャーセンター:名前は覚えているが、自分が利用したことがあるかどうかは覚えていない
仙台市公会堂:西公園にあった。大学に入学して間も無く、宮城学院の短大生と合ハイ(松島)した。何日か後、グループのメンバーで
       一緒に公会堂で映画を見た。誰が企画したのかは知らないが、見たのは女性と行くには余り適してないような政治的な映
       画。エイゼンシュテイン監督作の戦艦ポチョムキン。有名な映画ではあるが・・・。
       無声映画である。しかも主催は社会新報(日本社会党の機関紙発行元)。鑑賞後、皆んなで喫茶店に行った
市立病院:通学時のバスから毎日のように見ていたが、お世話にはなっていない
NHK仙台支局:通学時のバスから見たことがあるように思う。バスの運行路は二つあったので、毎日ではないと思うが。
東北大学片平キャンパス:理学部化学科の修士課程の授業を受けたり、歯医者(診療所)に行ったり、学科と関係のある非水研に行った
            り、大学闘争での学生集会や団交、封鎖破りなど思い出はいくつもある