1960年代前半の絵はがき

 先月下旬、送料を含め野口英世(札)1枚強を投じてヤフオク!で落札した。しかし、下記のことから私が仙台を訪れた時より少し前に写されたものらしい
 ・市役所の建物は、私の記憶にあるものと異なる(1965年に建て替えられた)

 ・タトウの裏の住所記入面に第五種郵便の記載がある(1966年に廃止された)
 ・はがきの裏の説明に、「東京より急行で約6時間で着く」、と書かれている。1967年当時の時刻表を見ると、5時間強で着いてい 

  る。1968年10月のダイヤ改正の時点では、特急が主体であり、約4時間で着くようになった

 

 絵はがきを見てびっくりしたことがあった。このページの写真では、小さくて分からないが、青黄赤の交通信号の下には、手書きのような字で「進め、注意、止れ」、と書かれている。そんな時代があったのですね。もちろん、私は見たことはありません

 記憶にある絵が含まれてるとは思ったものの、見たこともない七夕の絵が含まれていたので、ヤフオク!で100円で落札した。手元に来て調べてみると七夕の絵はがき以外は、上の物と全く同じであった。七夕の絵はがきも説明は同じであった。100円なので良しとした。

 学生時代を仙台で6年過ごしたが、七夕を見たのは1回あるかないかである。だから、こんな流し踊りは記憶にない。これは中央通りと思われ、後ろの建物は一番丁と交差する場所にある藤崎(デパート)と見受けられる。

 この絵を見た時、仙台に踊れる様な歌があったか考えてみたのだが、「さんさ時雨」か「ミス仙台」くらいしか思い浮かばなかった。
 たまたま、今朝(2020年5月2日)の朝日新聞を開いたところ、生誕100年を迎えた古関裕而のCD+DVD集という全面広告があり、その6(貴重盤・秘蔵盤)の12番目に「ミス仙台(島倉千代子)」があった。
 ウィキペディアに書かれているのだが、作詞は西条八十であった。

 リンク:YouTube/ミス仙台(歌唱:島倉千代子)

 

 ウィキペディアに依れば、最初は二葉あき子が、次に二代目コロンビア・ローズ、そして島倉千代子と、三人が歌ったらしい。二葉あき子の歌もYouTubeで聴くことができる。